
親子で楽しむ絵日記タイム — 想像力を育てる毎日の習慣
親子で絵日記を書く時間は、単なる記録以上の価値があります。子どもの想像力・表現力・語彙力を育む効果と、家族で楽しむ絵日記タイムの作り方をご紹介します。
「今日、何があった?」から始まる特別な時間
夕食後のひととき、子どもに「今日、何があった?」と聞いてみてください。最初は「べつに」「ふつう」と答えるかもしれません。でも、「じゃあ、今日の絵日記に何を描こうか?」と聞き方を変えると、子どもの目がキラキラと輝き始めます。
絵日記を書く時間は、親子のコミュニケーションの宝庫です。子どもの1日を一緒に振り返ることで、学校での出来事、お友達との関係、嬉しかったこと、悲しかったこと——たくさんのことを知ることができます。
絵日記が子どもに与える4つの効果
1. 表現力が育つ
自分の体験を絵と言葉で表現する練習は、表現力の土台を作ります。「楽しかった」を別の言葉で言い換えたり、どんな色で気持ちを表すか考えたりすることで、表現の幅が広がります。
「お友達と遊んで楽しかった」と「お友達とブランコを交代で乗って、青い空がきれいで、風が気持ちよくて楽しかった」では、伝わる情報が全く違います。絵日記を通じて、少しずつ描写力が身についていきます。
2. 語彙力が増える
絵日記を書くとき、子どもは自然と新しい言葉を覚えます。「今日食べたもの、何色だった?」「その形、何に似てる?」と親が質問を投げかけることで、子どもは言葉を探し、表現を工夫します。
知らない言葉が出てきたら、一緒に調べるチャンス。辞書を引く習慣にもつながります。
3. 想像力が広がる
「もしお魚になったら、今日どこに泳いでいく?」「雲が何の形に見えた?」——絵日記にはこうした想像の余地があります。
現実の出来事を少しだけファンタジーに変えてみる。そうすることで、子どもの想像力は大きく広がります。
4. 自己肯定感が高まる
「この絵、上手に描けたね」「この日記、面白いね」と褒められることで、子どもは「自分にもできる」という自信を持ちます。
特に大切なのは、絵の上手さではなく、「書いたこと」自体を褒めること。継続して取り組む姿勢を認めてあげることが、自己肯定感の向上につながります。
親子絵日記タイムの作り方
時間を決める
毎日同じ時間に書くのがおすすめです。お風呂上がり、寝る前の15分間など、ルーティンに組み込むと自然に続きます。
道具を準備する
クレヨン、色鉛筆、マーカー——好きな画材を子どもに選ばせましょう。道具を選ぶところから、楽しみが始まります。
専用のノートを1冊用意するのも効果的。「自分だけの絵日記帳」があると、子どものやる気が上がります。
親も一緒に描く
「ママも描いてみるね」と言って、親も一緒に絵日記を書いてみましょう。大人が楽しそうに描いている姿を見ると、子どもも安心して取り組めます。
上手に描く必要は全くありません。むしろ、親がちょっと下手な絵を描くと、子どもが「ママ、これ違うよ!」と嬉しそうに指摘してくれて、それもまた楽しい時間になります。
質問で引き出す
子どもが「何を書いていいかわからない」と言ったときは、こんな質問を投げかけてみてください。
- 「今日、一番おいしかったものは?」
- 「お友達と何して遊んだ?」
- 「今日見た中で一番きれいだったものは?」
- 「明日やりたいことは何?」
質問を通じて記憶を整理し、描くテーマを見つけることができます。
続けた先にあるもの
半年、1年と絵日記を続けていると、ふとした瞬間に気づくことがあります。最初は丸と線だけだった絵が、少しずつ形になっていく。3語だった文章が、いつの間にか1段落になっている。
それは、目に見える子どもの成長の記録です。
そしてもう一つ、数字では測れない変化もあります。「今日はね、こんなことがあったんだよ!」と、帰宅するなり嬉しそうに話してくれるようになる。それは、絵日記タイムが生んだ、親子のかけがえのない信頼関係の証です。
この記事を書いた人
Crayondays編集部
AIと絵日記の可能性を探求するCrayondays編集チーム。子育て・日記習慣・クリエイティブな日常をテーマに、役立つ情報をお届けしています。

